私が副代表している「おかやま緑のネットワーク」ー岡山県産材を普及拡大することを目的とした、岡山県内の建築家・建設会社・木材流通・材木店・製材所・林業・消費者からなる団体ーの主催、JIA中国支部岡山地域会、日本建築学会中国支部共催で開催された「岡山県立大学同窓会館の完成前の見学会」とシンポジュウムに2月14日(木)参加しました。
岡山県立大学同窓会館 木造 構造:HPシェル
完成前の建築を見学させてもらい、その後講義室で、おかやま緑のネットワークの本事業の取り組み、同窓会館の説明を伺い、「公共建物の供給使用と木造」のテーマでパネルディスカッションしました。
ー完成は3月予定ー
木造の建築の可能性を探るー市販されている、普通の製材(岡山県産材ヒノキ材120角)と普通の市販金物で建築を構成する。
1 木造モノコックボディー
2 HPシェル(双曲放物線)
3 シザーストラス+外桁+内桁+外壁 外壁は3.2mmコールテン鋼板
シンポジュウムの話
・コストについてー見たことのない物について、心のバリアーがありコストアップの要因になる
・市販製材品、市販金物、在来工法で木造建築は可能である
・木造の可能性のモデルケースとなるー木造はもっと建築の可能性がある
・木材産地から木造建築物の可能性を情報発信すべきである
・木造建築物は木を見せるべきである
・若手の木造構造設計者はたくさん育っている
・今後地域の建築家との連携も可能である
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