岡山 倉敷で住宅・建築の設計をしている-建築家の設計事務所ー宇川建築計画事務所です。
昨年7月の西日本豪雨災害にて被災された方の「住宅再建モデルプラン」の提案を、岡山県建築士会より求められましたので、実現可能な住宅再建「豪雨災害の住宅再建モデルプランー1」を紹介します。高齢の方の住宅の建替えにも採用できます。
住宅再建の際の水害リスクを踏まえた計画について
2018年7月の西日本豪雨災害にて被災された方の1000万円から1500万円で実現可能な「住宅再建モデルプラン」の提案を、岡山県建築士会より求められたので、おかやまの木で実現可能な住宅再建「豪雨災害の住宅再建モデルプラン」4タイプを、「おかやま緑のネットワーク」として提案しました。
住宅金融支援機構では、災害により被害を受けられた方が、被災住宅の復旧のための補修、建設及び購入資金に対する「災害復興住宅融資」について受付をしています。
2019年8月10日(土)10:00~12:00 ライフパーク倉敷にて、60才以上の被災された方を対象に、災害復興住宅融資(高齢者向け返済特例・倉敷市補助型)等による住宅再建の説明会が開催され、岡山県建築士会として「7月豪雨災害住宅再建モデルプラン」の説明しました。
岡山県建築士会は岡山県土木部都市局住宅課より、豪雨災害の住宅再建を支援するために「7月豪雨災害の住宅再建モデルプラン」(住宅再建モデルプラン)の作成を依頼されました。
それに伴い、岡山県建築士会より「住宅再建モデルプラン」の提案を求められましたので、岡山の木の普及活動している「おかやま緑のネットワーク」の提案として、応募しましたので公開します。
モデルプランの実現に向けて、ネットワークに所属する設計者・建設会社・工務店・製材店・製材卸流通・木材生産者の方々にお手伝いしていただきます。
要求された住宅再建モデルプランの概要
1000万円、1500万円の価格帯で実現出来る住宅(設計、監理、地業等その他の工事は含まない)
戸建て 木造住宅 、平屋建て または 2階建て
性能:アー耐震等級3以上、イー長期使用に配慮、ウー加齢に伴う身体機能の低下、障害者等の住居に対応できる構造や可変性を有する、エー標準的な住宅性能を有する
豪雨災害の住宅再建のモデルプランについてー岡山県建築士会
提案した住宅再建モデルプラン
岡山県建築士会が開設している「おかやま水害住宅相談窓口」での被災された方の建築相談では、一人暮らしの方や二人暮らしの方の高齢の方が多く、平屋建て希望が多いので、そうした方々に対応した住宅とファミリーの方向けのモデル住宅を提案しました。
高齢の方の住宅の建替えにも採用できます。
・外観は「おかやまのふるさとの景観」に調和する家
・小さくても誇りを持てる美しい家
・おかやまの木を生かした健康的な住宅 を提案しました。
小屋裏空間を有効活用し、家財道具が収納でき、来訪者の寝泊りにも使えます。
また、思いもよらぬ水害時には容易に・安全に、小屋裏から屋根に避難できます。
概算工事費900万円 もっともちいさな 平屋の家
おかやまの木の家ー1より少し広い平屋の家 概算工事費1100万円
おかやまの木の家ー2と同じ広さで、寝室が2つある平屋の家 概算工事費1100万円
ファミリータイプの2階建ての家 概算工事費1500円
平屋の家は小屋裏から避難できます
間取り・外観はご希望や敷地形状に合わせて変更できます。
高齢の方が少ない予算で建設できる住宅融資ー月1万円の支払い以下で実現
熊本県では熊本の地震で被災された方が、新たに住宅を建てれるように、分かりやすい「高齢者向け新型住宅ローン」融資のパンフレットを 作成しています。 住宅支援機構のリバースモーゲージ型住宅融資
融資を受けた建設資金の、毎月利子のみを支払いので 毎月1万円の支払いで自宅を再建できます。
倉敷市では、平成31年度事業予算で、西日本豪雨で甚大な被害を受けた倉敷市は8日、自宅と土地を担保に住宅資金の融資を受ける「リバースモーゲージ」型のローン利用者に対し、利払いの2分の1を補助する制度を2019年度に新設することを明らかにしました。
お問い合わせ先
制度に関すること 倉敷市住宅課 TEL 086-426-3531
融資の相談 住宅支援機構 TEL 0120-086-353
本モデルプランについて問い合せ先
㈲宇川建築計画事務所 〒700-0942 岡山市南区豊成3-17-24 電話 086-265-933
Eメール :ugawa@mx3.tiki.ne.jp
または おかやま緑のネットワーク 事務局 ㈲ケイ・エフ設計
〒700-0985 岡山市北区厚生町2丁目13-8
電話 086-231-2377 Eメール katoku@mx9.tiki.ne.jp まで