岡山 倉敷で住宅・建築の設計をしている-建築家の設計事務所ー宇川建築計画事務所です。
住まいと建築のキーワードを「陽・材・風・緑」とし、 設計する住宅・建築に木を生かします。
「住宅や建築に木を使う」「木の家」と「SDGs 持続可能な社会の実現」「地球温暖化の防止に貢献」「身近な環境の保全」そして健康な暮らし方・生活を実現できます。
岡山の木の使用普及をはかり、木を生かした快適で良質な住宅の実現、森林環境の保全や地域温暖化防止に寄与することをめざした、林業・市場・製材・材木店・工務店・設計士・建築家・団体・研究者により、平成21年(2009年)構成された会ーおかやま緑のネットワークーおかやま木の家推進研究会にも活動しています。
森林は、木材の生産のほか、水源の涵(かん)養、洪水や土砂崩れの防止、地球温暖化の防止、生物多様性の保全等の様々な機能を有する重要な役割を担っています。
日本の森林は人工林1,000万ha、自然林1,500万haあり、日本の木の成長で十分消費がまかなえるほどですが、現状は約5分の1ほどしか利用していません。
人工林の様々な機能は、人が手入れすることによって十分発揮されます。
身近な県産材を利用することは、林業の活性化による森林の適切な管理によって、森林の公益的機能がより発揮されやすい「健全な森林」へと導くことにつながります。
岡山県の人工林の多くは利用の適期を迎えており、ひのき生産量は5年連続日本一です。
環境への負荷が少ない再生可能な循環型資源である岡山県産の木材を積極的に利用しましょう。
身近な岡山の森林には十分住宅に使える木が育っています。岡山県内はこうした森林の木を製材でき製材所があり、高品質の木材を製造生産しています。こうした木を使って「木の家」「健康な住宅」を実現できます。
年を経るとともに、住宅の良さが出ます。
岡山には、全国に誇れる製材された木ー桧・松・杉ーがたくさんあります。
下は私が活動している、おかやま緑のネットワークのパンフレットです
地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」では、温室効果ガスの排出量を今世紀後半に実質ゼロにすることなどを目標に掲げています。これを受けて、世界の122の国と地域が2050年までの実質ゼロを目指しています。
「我が国は、2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを、菅首相は力強く宣言しました。
2050年カーボンニュートラルはCO2やメタンなどの温暖化ガス排出量を、森林吸収や排量取引などで吸収される量を差し引いて全体としてゼロにすることになります。
地球温暖化による様々なリスクを未然に防ぐために、我々は新築、既築を問わず、二酸化炭素を極力排出しないよう、建築・都市・地域のカーボン・ニュートラル化に取り組む必要があります。
建築分野で国産材の需要を拡大するには、これまでほとんど木造でつくられてこなかったがこれからは
「低層非住宅」や「中高層建築」の木造化の推進 が不可欠だと言え増えています。
「低層非住宅」や「中高層建築」の木造化の推進 する建築方法として
・ 接合金物と大断面集成材による木造軸組建築物
・CLTパネルによる木造建築物 など があります。
これからは、2階・3階建ての商業建築物、医院・福祉施設、教育施設、一般ビルは木造建築が採用されます。また、中高層建築物や大型建築物でも木造が採用されています。